はい。
ポップンミュージックというゲームには沢山のソフラン譜面*1が存在します。
そして、ポップンミュージックというゲームは時折BPM表記においてプレイヤーに対して不誠実な態度をとることが知られています。
非常に不誠実ですね*2
しかし、いくら不誠実だと我々が嘆いたところでこの文化は代々続く大変歴史あるものでして、そう簡単に変わるものでもないのです。
寧ろ一度は誠実さを見せたものが一転不誠実となる事例もあるのですから、この態度はポップン公式が意図的に貫いているともいえるのです。
さて、こうした現状を踏まえて我々プレイヤーが考えることは何でしょうか。
それは 知らない相手を刺す ことですね。当然です。
というわけで今回は、知らないと大変な目に遭う不誠実なソフラン曲を2つだけピックアップしてハイスピードの上手い合わせ方を紹介します*3。
いつもの自分用のメモを記事だということにするやつです。
やっていきましょう。
※ 今回の記事では、表記上のBPM最小値・最大値とハイスピードを合わせるべき(と僕が思う)BPM値について、それぞれの倍率でのHS値を表にしたものを用意しています。保存・二次利用等自由にしていただいて構いません。計算を使って合わせる方法もあわせて解説しますので自分に合う方をご利用ください。
1. 華陽炎-Hana Kagerou-
表記BPM:85~195
メインBPM:176
1曲目は 華陽炎-Hana Kagerou- 、SOUND VOLTEXからの移植曲です。
この曲はBPM表記が「85~195」となっていますが、
BPM195地帯にノーツは1つも降ってきません*4。
そして、最初と最後にある減速部分を除いてBPMはずっと176です。
つまりBPM195にハイスピードを合わせると常にハイスピードが適正より1割ほど遅い状態でプレイすることになります。ちゃんと176に合わせましょう。
計算でハイスピードを合わせる方法ですが、以下のように覚えておくとラクです
1.適正HS値の百の位を10倍した数を適正HS値に足す*5
2.最高速の値が手順1で求めた値を初めて超える倍率にセットする
例えば適正値が720の場合、 720 + 70 = 790 となり、最高速のHS値が790をはじめて超えるのはHS倍率4.1のときなのでハイスピードは4.1倍に合わせることになります*6
2. ハードルネッサンス3 / JOMANDA
表記BPM:90~300
メインBPM:195
この曲はメインBPMが195です。
先程画像でお見せしたとおり、Sunny Parkの初出当時は「195?」となっていたBPM表記がなぜかラピストリア以降「90 - 300」になってしまいました。
確かに中盤の加速でBPM90から300まで上がるのですが、それ以外の箇所がずっと195なので300に合わせる意味はほぼありません。早見表は195にハイスピードを合わせることとして作成しました*7。
計算でハイスピードを合わせる方法ですが、適正値の1.5倍の値に最高速を合わせた後に倍率を0.1倍上げると上手くいきます。
例えば適正720の場合、最高速が 720×1.5=1080 に合う3.6倍に一度セットしたあと+0.1倍するとメインのハイスピードが721となりうまく合います。
以上です。
ばいばい。
*1:曲中で譜面のスクロール速度が変化することを言う音楽ゲーム用語です。ライオン株式会社が発売する柔軟剤「ソフラン」についてはこちらをご覧ください。
*2:エンカ(H)正規の夢を見たい方はこちらを参照してください。
*3:みなさまがたから情報が寄せられれば追記するかもしれません
*4:SOUND VOLTEXではここに赤つまみがありますが、つまみの判定仕様上ソフランしたところで何も関係ありません。おそらく演出のためにBPMを上げたのでしょう。
*5:適正HSが1000を超えているケースはさすがにないような気がするのでこのような書き方をしましたが、もし1000を超えている場合は下2ケタを無視して上の2ケタを10倍してください
*6:最大BPM(195)とメインBPM(176)の比がおよそ10:9となっているので、最高速の値を普段のおよそ1.11(10/9)倍にセットすれば上手くいきます。紹介した計算方法だと手順1で求まる値はもとの1.1倍と同じかそれよりやや小さくなりますので、この値を初めて超える倍率に合わせることで1.11倍に近づけることができます。
*7:普段からハイスピードを限界付近まで上げている方は195に合わせると加速地帯で大変な目に遭うかもしれないので、サドプラを併用してBPM270にハイスピードを合わせるのもいいかもしれません。その場合ハイスピードの計算方法は華陽炎で紹介したものと同じで、SUDDENは -140 付近にセットすると良いと思います